2008年8月1日金曜日

コレクション(3)

さて、私のコレクションシリーズ、第3回目です。いよいよNikon様の登場です。今日は真ん中のカメラについて。
これはNikonのNew FM2 Black後期型です。機械式シャッタとしては最速の1/4000を達成し、シンクロスピードも1/250を達成した優れものです。
しかも・・・・完全マニュアル。中央重点測光の露出計は内蔵されていますが、絞り・シャッタスピードは自分で設定する必要があります。
入手したのは大学3年の時、新宿ヨドバシカメラで、新品で購入しました。


このカメラを選んだ動機は、もちろん天体写真を撮るためでした。露出計を使わないならば、電池不要なので天体写真にはもってこいのカメラでした。一応データバックは付けていますが。
今までは露出計内蔵の一眼レフカメラを持っていなかったので、風景や人物は安物の適当なカメラで撮影していました。
ところが、露出計が内蔵されている、軽い、ということからこのカメラで風景(当時は主に山岳写真を撮っていました)に面白さを感じるようになり、私のメインカメラになりました。
このカメラを手にして、本格的に天体写真以外の撮影をするようになったのです。
当時は「完全メカニカル、完全マニュアル」なので、よく写真学校の学生さんが使っていたようです。
いくらで購入したのかなあ。。。でも、このカメラは今でも中古市場ですごく人気があって、かなり高値で取引されています。状態の良いのだと多分5万円ぐらいします。
このカメラ以降、ニコンでは電子・メカのハイブリッドシャッタ搭載のマニュアルカメラFM3Aを発表し、それ以降はこの価格帯のマニュアルカメラは市場に出していません。
AFカメラを手に入れるまではこれがメインのカメラでした。
もちろん今でも天体写真を撮る時には活躍しますが、大事に使いたいのでグリスが固まらない程度にちびちびと使っています。 もちろん(どのカメラもですが)手放す気にはなれませんね。

ちなみに写真に付けているレンズはAi-S 135mmF2.8で、これは最近(といってもかれこれ2年ぐらい前かな)にヤフオクで入手したものです。これも隠れた名玉です。

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