2007年8月7日火曜日

踏切

私の通勤経路には少し大きめの踏切があります。私はこの踏切が怖いです。何故か・・・・
実は踏切をわたっている最中に遮断機が下り始めると、渡り切れません。(写真の踏切以外にもありますが)この踏切は左右が非対称です。でも遮断機の駆動モータの回転数は一定のようです。
遮断機の閉まるシーケンスは、短い方が降りる→長い方が降りる、というようになっています。
短い方が降りるタイミングを身体が覚えているので、長い方の遮断機が下りるタイミングが早く感じられ(当然先端の速度は角速度一定なら長い方が速いですよね?)踏切にぶん殴られそうになります。
だから、いったん閉じこめられてからゆっくり脱出します。(もちろん徒歩ですよ。)
遮断機、もう少しわたる人の事を考えてくれたらいいのにといつも思います。

追記:明日から出張&夏休みセミナーです。ブログは12日頃までお休みかな?

2007年8月6日月曜日

寸法表記

おっと、画像が横になってしまいました。見にくいですね。でも面倒なので我慢して下さい。
昨晩ふと寸法のことが気になりました。上記はシャフトをイメージしています。左側は3D-CADを、右側は2D-CADをイメージしていると考えて下さい。
さて、3D-CADの寸法は、直径が必要なので素直に断面の円の直径を指示すれば良いです。
ところで2Dは?寸法を入れるときの方法として、
①Bの長さをそのままピック
②線分Aと線分Cの距離
③交点をピック
の方法が考えられます。どれも「結果は」同じですが、意味合いが全然違いますし、検図する人もわかりませんね。
素直に考えれば、3Dで考えるのと同じで私は①だと思うのですが、一つ問題があります。
面取りを入れる設計変更をすればどうなるのでしょう?上記はΦ50h7と記載していますが、これにC2とかが入ったら?そうなると②の方法もまんざら悪くはなさそうです。要は設計意図がどちらか、と言うことなんです。
世の中3D-CADがブームですが、2D-CADで寸法の入れ方一つ決められない(多分ほとんど誰も意識していないのでは?)ようではおそらく3D-CADでもツールに振り回されるだけになるでしょうね。
皆さんはどう考えるのでしょうか?

2007年8月5日日曜日

記述士?試験(続編)

さて、今日は技術士第2次試験でした。午前2.5時間、午後3.5時間の合わせて合計6時間、字数はトータル5400字の論文でした。
午前中の試験は、過去問の予想を大きく覆す内容でした。でも、全然問題としては面白くありませんでした。トラブル対策のプロセスを自分の体験を元に論ぜよ、ってな感じでした。まあ業務経験論文の一部抜粋みたいなものでしょう。
午後の試験は・・・・
一問目はデジタルエンジニアリングの現状と動向、課題と解決方法を示せ、という論述。これは???いや、わからないでもないですがそもそもデジタルエンジニアリングって何?という疑問があります。えいや!!と勝手に3D-CADデータを中心としたデータの活用のことと定義してみました。でも、デジタル云々って、そもそもデジタルって何や?用語を調べればわかりますが、明らかな造語ですよね?デジタル回路のエンジニアリングという解釈もできますし、そもそも誰が3D-CADのデータをデジタルモックアップなどと称し始めたのか、未だもって謎です。まあ勝手な解釈のもと、いつもお世話になっているコンサルさんのご指導の成果をあたかも自分の意見であるかのように(いや、納得済みなんですよ。でもまだ理解は浅いですがね。)適当に記述しておきました。
 二問目は、これは過去問と同じ・・・・開発設計における設計の重要性について述べよ、という問題でした。あの~出題者さん、設計が重要である、という思いこみがあるでしょ?それより大事なのは「仕様」ですよ・・・(これもコンサルさんのご指導の成果ですが)ここは懇切丁寧に説明し、設計も重要だがもっと上流にある「仕様」を明確に論理的にしておくことがもっと重要という結論にしておきました。
 さて、合否は?知りません。でも多分一般の技術士さんが考える回答とは随分違う論点で書きました。だから、これを面白いと思ってくれたら合格、何じゃこりゃ、と理解を示してくれなければ不合格でしょうね。もっとも人を納得させるだけの文章であったかという根本的な問題もありますが・・・・

2007年8月4日土曜日

記述士?試験

明日,8/5は技術士の第2次筆記試験です。私も今年初めて挑戦します。でも,何のために?
技術士試験を受験しようとした動機は漠然としたものでした。何となく資格があれば・・・みたいな適当な動機でした。そのうち,第1次試験に合格したら,何だか自分が技術者として優れているような「錯覚」に陥って,世のため人のために尽くすんだ,というような変な目的ができました。
ところが,今年初めに出会ったコンサルさんの一言・・・・「技術士?やめとけ。資格で飯食えるのは医師,弁護士ぐらいのもんや。意味ない!!」
当たり前です。技術士は「名称独占資格」といって,医師や弁護士のような「業務独占資格」ではないからです。
でも私にとっては,この一言は強烈でした。すごーくモチベーションも下がりました。でも徐々に会社の業務で技術士がらみの業務が増えて,私の悩みは増す一方でした。
でも,この一言に対する私の価値観を変えて下さったのは奇しくも「まっとうな」技術士の2方の意見でした。
◇技術士は,記述士や。自分にそこそこの論理力と技術力があれば,それを記述する能力があればええんや。
◇技術士?趣味だよ。そんなに気張ることあらへん。
技術士を天職とされてお仕事されている方には非常に不愉快な発言かもしれません。でも,私はすごく納得がいきました。肩肘を張らずに,明日の試験頑張ってきます。

水は何にもしらないよを読みました


ありゃりゃ、毎日書こうと思っていたブログ、日付が変わってしまいました・・・・とほほ。
さて、 今日会社で変な物を売っているのを見つけました。浄水器?いや日本ト●ムという会社が販売している「電解還元水整水器」なるものでした。今までこんなモン興味なかったのですが、先日ふと書店で手にした左巻さんの書かれている「水は何にもしらないよ」を読んで、ちょっと興味が沸いてカタログを見ました。

水に関する議論は色々ネットで氾濫していますが、こういうのはカタログを見るのが一番。内容は・・・大爆笑でした。議論するにたらん。何故か?
◇この装置、還元水と酸性の切り替えがあります。ウム?還元の反対は酸化じゃないの?還元水じゃあなくて、アルカリ性水とするのが常識でしょう?酸化還元反応を酸性とアルカリ性と勘違いしています。
◇ご丁寧に酸化と還元の説明が書いてあります。その内容をそのまま転記します。
●酸化とは
酸素と化合すること。水素を失うこと。電子を失うこと。例:鉄などを錆びさせる。リンゴなどを変色させる。このような作用が酸化の代表的な反応です。
●還元とは
水素と化合すること。酸素を失うこと。電子を得ること。例:鉄などを錆びさせない。リンゴなどを変色させない。このような作用が還元の代表的な反応です。」
ははは、話にならん。リンゴは元々変色していないでしょう?鉄は錆びていないでしょう?
錆びた鉄(酸化鉄)を通常の鉄に戻す作用、というなら話はまだわからんでもないが・・・錆びさせないはないだろう!!

これ以上に面白い表現いっぱいありました。あまりに面白すぎて、書き切れません。(^^);
でもこんな商品説明にコロッと騙される日本人、しっかりせい!!左巻さんの指摘にもありましたが、日本の科学力も地に落ちたものです。(左巻さんの論点は素晴らしかったですよ。)
ちなみにこの会社東証一部上場だそうです。(本当かどうかは知らないけれど)。でもこんな「インチキくさい」商品で儲けている会社、嫌です。それ以上にウチの会社でこんな商品扱わんで欲しいなあ。

2007年8月2日木曜日

設計・・・・論

というほどのものではないですが。
私がまだ現役の「設計者」であった2001年に、私は会社からある機械の構造について特許を出願しました。既に公開特許番号になっていますが、あえてここでは公開しません。
ところが、先日この特許を使った機械を納めた「客」が、特許の名称は違うものの、内容がほとんど同じ特許を出願していることを発見しました。
私が業務上発明したものに対して、客(ユーザ)があたかも自分が発明したかのように出願する、この姿勢に非常に腹がたちました。
例えば車のユーザだったとしましょう。エアバッグという装置が取り付いていて(これが特許になっているかどうかは別として)自分が発明者だ、と言い張るのと同じ事です。
ここには実は根元的な問題があると考えています。「設計」ってなんでしょう?
私は設計とは、「仕様」(定性的な表現を含む)ものを具体的に「数値のある定量的な仕様を作成」し、構造、形状、機構を具現化する行為だと考えています。
そう考えると、ユーザである顧客は自分では「設計」する行為を行っていないわけですから、「構造」に関する特許は出願できないと考えるべきでしょう。
客が何を意図して出願したのかはわかりませんが、メーカの設計者としては「良い製品」を市場に出したいという純粋な心をもった技術者のモチベーションを下げる愚かな行為と思います。

2007年8月1日水曜日

祝!!永世名人



私の高校時代の先輩である,森内名人が永世名人位を獲得しました。同窓生として非常にうれしいです。

ネットの記事によると,謝辞に立った森内名人は「20代のころはタイトルがとれなかったが、30代で大きな称号を手にすることができた。こだわりを捨てて自分を変えていこうという気持ちがいい方向に出た。どんな人にもチャンスがあることを多くの人に感じていただけたらうれしい」と話したそうです。

そうか,こだわりを捨てて自分を変えていこうという気持ちが大切なのか・・・・

偉大な先輩が母校に錦を飾って下さったことはもちろんうれしいですが,何よりこの言葉が非常に励みになりました。

森内先輩,これからもご活躍をお祈り致します。