写真は会社近くの跨線橋です。中央に自転車用の通行帯がありますが、階段の段差に沿ってひび割れがありますね。これ、コンクリートの水和熱による「割れ」です。
コンクリートが固まるときには、水和熱という熱が発生します。
コンクリートの厚みに差があると、冷却速度に差がでます。つまり薄いところは早く、厚いところは遅く冷えます。
ようはこのひび割れはコンクリートの厚みが大幅に違うから発生したのですね。
この階段と通行帯を支えている「鋼構造」を見ていて気づきました。骨組みは安く作れる構造になっていました。コンクリートの冷却速度は・・・考えてなかったでしょうね。
推測ですが、多分この通行帯、10年も持たないと思います。このひび割れからコンクリートがどんどん欠けていって、またコンクリートを打設する必要があるでしょう。
維持費用がかかりそうですね。。。。公共工事での「安普請」に気づいたのは今回が初めてです。
ちなみに拙宅はRC製のマンションです。近所の同系列マンションの工事現場を見ていて、コンクリートの品質と工法は良さそうですが・・・・内装は安普請です。(天井裏の杜撰な工事でわかった。)
まあ内装が豪華でも建物自体が安普請なのよりはましだけれど。納得のいく建物ってなかなかないですね。
マンション購入を検討されている方、、、是非工事現場を見学して下さいね。
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