2011年7月25日月曜日

事故調査委員会

隣国で痛ましい事故が発生しましたが,報道を見ている限り多分真相は闇に葬られるでしょう.
だって「国営通信」自身が宣言しているのですから. どうやら私たちの感覚の「事故調査」ではなくて,「事故処理委員会」の様相です.彼らのお仕事....

------------------------------ 
張徳江氏は現場で会議を開き、今後の活動として次の点を挙げた。
1、負傷者の治療に万全を尽くし、死傷者を最小限に食い止める。
2、犠牲者、負傷者に対する善後処置に真剣に取り組む。
3、事故で足止めされた旅客に対するフォローアップを続ける。
4、事故現場の片付けを急ぎ、安全に留意し、早期の運転再開をはかる。
5、広報活動を強化し、事故の情報を公開し、透明性を高め、救援状況を迅速に正しく伝える。
6、事故救援・善後処置指揮本部を立ち上げ、浙江省の呂祖善省長を本部長とし、盛光祖鉄道相を副本部長とする。
------------------------------
原因調査,究明・再発防止なんてのは当然のことだと思っている方が間違いで,仕事の優先のとしてはかなり低いようですね.そういうお国柄,といってしまえばそれまでだが・・・

2 件のコメント:

tti さんのコメント...

事故った列車・・・その場に埋められたそうですね。
すごい・・・。

morinokuma3715 さんのコメント...

うーん,信じられないです.はなから調査する気がないのでしょうね.事故原因調査はまず「現状維持」が鉄則,そうやって教わってきたのでとても違和感があります.疲労破断面なんかは素手で触っても絶対イカンと.ましては破断面をあわせてみようモンなら・・・