2008年11月30日日曜日

鈴木秀美さん

昨日は,古楽器チェリストで大変有名な鈴木秀美さんのコンサートでした.
同じプログラムを昼の部,夜の部と開催していただいたので,妻は昼の部に,私は夜の部に言ってきました.
素晴らしい・・・・の一言でした.
曲目はバッハの無伴奏チェロ組曲第2,4,6番です.どれもこれも大好きな曲なのですが,第6番がすごかったです.

元々この曲は「5弦の楽器の為に」と楽譜に指定があります.(バッハの自筆譜は見つかっていませんが,妻の写譜したものなど,のコピーを何故か私は持っています.)
チェロは元々4弦やろう・・・・(ドソレラの開放弦の音程であわせます)
それにミの音が追加になった特殊なチェロで演奏して下さいました.
楽器の「鳴り方」が全然違います.そして4弦のチェロでは絶対に弾けない和音を弾けるので,全く別の音楽に聞こえました.
◇鳴り方・・・当然なのですが,指を押さえていない弦は「共鳴弦」としての役割を果たします.
しかるべき和音に対して変に「指を押さえる」と音が共鳴しなくなって,響きが悪くなります.
◇絶対に弾けない和音・・・・多くの奏者はこれをごまかして弾いています.なんだかとぼけた感じに聞こえて,,,しかも超絶技巧の曲を聴いている気がして,思わず「頑張って・・・」と声を掛けたくなる演奏がほとんどです.でも鈴木さんは「気持ちよく」音楽に集中できました.

彼曰く,「5弦で,ってかいてあるのにわざわざ音楽の意図を理解しないで4弦で弾くのは無駄だ.5弦にはそれなりの意味がある.だから学生時代,私は5弦のチェロを手に入れたら練習しようと思っていた.テクニックに時間を掛けるより,音楽の解釈に時間を掛けるべきだと思っていたから.」と.
説得力ありました....

彼の著書にもそのあたりの詳しい記述があるのですが,「頭で知る」と「聴いて知る」は違いますね.
すごく共感できました.

さて,その後,ある団体のメンバ(の一員としてかな?)鈴木さんを囲んでの食事会に誘われました.
この団体にはお世話になっているのですが,さすがに最近仕事,子育てに忙しい,この団体の目的がわからなくなってきた,などの理由でこの団体に注力できなくって,それがイヤでしばらく休団することにしています.

さて,鈴木さんに「私たちの演奏を指導&指揮をして頂けませんか?」とお願いしました.結果は・・・玉砕.
「あなた達のやりたい音楽がわからない.蕎麦屋でうどんも出し,フランス料理も出し,そんな雑多な感じがする.その時代に合わせた音楽で統一しないと,お客様も辟易する.それをよく考えておくように.」と言われました.
この団体は元々「バッハを演奏するため」の団体だったのですが,最近少し血迷っている気がしていたのは事実です.それを裏付けて頂いて,妙に納得.(結構うんちくがありました・・・・(^^;))

ちなみに写真は食事をしたところにあった「アトム」の人形です.
レトロなものがいっぱいあって,良いお店でした.今度また行ってみようかな???時間がないけれど.

RVR

昨日,今日と福山へ出かけました.
昨日バイパスで見かけたRVRです.
この車・・・・すごく綺麗でした.(ちょっと改造してあったけれど)
RVRは私が入社してすぐに「買おう」と思った車でした.でも同期が先に購入したので「同じ車はイヤだ」とシャリオにしました・・・変なところで意地はったのですね.
シャリオもよく走ってくれましたが,RVRにはかなわなかったです.
シャリオは8年で廃車しました.RVRだったら,,,,今でも乗っていたかな?わからないけれど.
結構いまでも好きなデザインです.
このあとのRVRは嫌いだけれど・・・

2008年11月28日金曜日

話の流れ

さて,今 先週実施した技術士模擬口頭試験で私が対応した方の評価表を作成しています.
手元のメモとボイスレコーダで録音した音声からもう一度記憶を呼び起こして,やりとりの様子を書き出します.
何度も聞き返していると,ふとあることに気づきました.

「論旨が通っていないから墓穴を掘る」

この間模擬口頭試験に対応させて頂いた方は私の専門外(機械部門以外)の方でした.
専門的なムツカシイ事はわかりません.でも「何故そういう考えに至ったのか?」という観点で考えると何故かぽんぽん質問が出ます.
論旨がつながらないから「なるほど」と納得できないのです.
そうなると納得できるまで「何で」「何で」が続くのですが,おしまいには「自分でもわからなく」なるようです.
意地悪だと思わないで下さいね.

ど素人の私が質問して,答えられないのであれば,多分本番の試験では苦労するでしょうから,今のウチに直しておいた方がよいです.

そうそう,今ある方を集中的にトレーニングしています.
かなりハードな指導だと思いますが,徐々に「論理立てて説明すれば,質問なんて怖くない」と言うことがわかってきているようです.その手法としてなぜなぜ分析を使いました.
なぜなぜ分析,言葉は知っている方も多いでしょう.そして実際「やってみた」人もいるでしょう.でも「まともにできる人ってごく少数ではないか?」と思うようになりました.流行言葉のようにやっているだけ・・・のように思えてならないです.

彼に「なぜなぜ分析の論旨がおかしい」と説明をするときに,こんな例を使いました.

「車が渋滞した.」という事象に対しての何故として,
「交通事故が発生したから」
というのはわかる.
でも,あなたの説明は
「家族が病気だったから」
という「何故」を導き出している気がする.

家族が病気だった→看護で疲れた→集中力が途切れた→運転者がよそ見をした→交通事故が発生した→交通渋滞が発生した.というような話の筋が通っていない.

事象-何故1-何故2-何故3-・・・・のように
系統立てて考えるには?

◇「何故1」だから「事象」が発生した.
「交通事故が発生したから,渋滞が発生した」

次,何故1を事象に変更する
「運転者がよそ見をしたから,交通事故が発生した」

次,何故2を事象に変更する
「集中力が途切れたから,運転者がよそ見した」
・・・・・

こうやって短い文章で意味が通じるようにしていくと論旨が通るんだけどなあ・・・・と.

ちなみに指導している彼は気づいて,きちっとまとめてくれました.\(^◇^)/
まとめ方もかなり注意深くアドバイスしたので,なかなか良い「なぜなぜ分析」ができました.
(「樹系図」になっていました.(^^)v)

これから受験される皆さん,ご自身の業務体験論文が「課題」「問題点」「解決策」・・・で筋が通っているか見直して下さいね.筋が通っていないところがわかったら,「口頭試験」でうまく補足しましょう.
ちなみに私は昨年,論文で論旨が飛躍していることに気づいて「口頭試験」で補足説明しました.
どうやって補足するかは随分悩みましたけれどね・・・・
結果はOKでした.

看板

このところ毎朝,子供を幼稚園バスの停留所まで送ってから会社に行っています.
バスが来るまで子供の相手をしているので,今まで気づかなかったのですが,ふと目の前に鉄工所があることに気づきました.
このマーク,素敵でしょう?
歯車を模しているのでしょうね.5円玉のデザインと同じで,「工業」を表しているのだと思います.
自分の会社は「工業で成り立っている」そんな自信がかいま見えます.

調べてみたら,市内で数カ所工場を持つ鉄工所でした.どんな会社なんだろうか・・・・?

2008年11月27日木曜日

つくる人

昼休み,同僚がネットである広告を見つけました.
「つくる人が,足りません」
なんだそうです.
つくる人,ってどういう定義なんでしょうね?
設計する人はつくる人なんだろうか?

2008年11月26日水曜日

名刺

私が会社で使う名刺,5月ぐらいに100枚作ってもらいました.
でも,そろそろもう切れそうです.今年は技術士会,機械学会行事,夏休みセミナなどで色々な人との交流がありました.
交換した名刺を数えてもそれぐらいの方とお会いしていることになります.
さて,会社で「そろそろ私の名刺,無くなるから作って下さい」とお願いしたら・・・・(もちろん作ってくれるのですが)「morinokuma3の名刺は高いからなあ・・・・」との返事(@@!)

何で?と聞いたら,表面に「技術士(機械部門)」,裏にPE,JP(Mechanical Engineering)と入れて貰っているので,特殊料金を取られるのだそうです.
知らなかった・・・・
ちなみに,写真は私の「個人」の名刺です.こっちはたくさん残っています.(^^)
でも個人情報だからなあ・・・あまり人には配っていないです.

絶対音感不要論

月曜日は私の所属するコンセール・アマビリテの練習でした.
厳しい練習で....ヘトヘトになりました.

コンセール・アマビリテは古楽器のアンサンブルです.なので,基準となる音(ラの音)が415Hz(通常は440~442Hz位)です.
これに,なかなか耳が慣れません.
おまけに古楽器は「響き」が少ないので,きっちり和音の音程がとれないと,すごく音が汚く(下手くそに)聞こえてしまいます.ごまかしがきかない・・・(><)

ブクステフーデという人の曲を練習していたときに,ヴァイオリンがソファ~ソファ~ソファ~ソラ~,という音形が出てきました.
普通は,ソの音は一定なのですが,ガンバ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)がミレ~ミレ~ミレ~ドシ~ラ,と演奏しているので,ソを基準に考えると,ガンバの音程がおかしくなります.
ガンバにあわせるとわずかにヴァイオリンのソの音を調整しなくてはならなくって(多分1ヘルツ変わるか変わらないか程度),神経を使いました.

そう,絶対音感は要らない・・・和音の響きを聞き取れる能力が必要なんです.
和音は聞き取れたから良いのですが,腕がね・・・ついていかないです.(><)

さて,演奏会の宣伝がここに掲示されています.
ご興味のある方は是非どうぞ.

2008年11月24日月曜日

あの人は今・・・・(2)

私の近所のホテルが倒産しました.
ここにマンションができるそうです.
解体が始まりました.

このホテル,「ホリエモン」氏が衆議院選の出馬表明をしたホテルです.
どの部屋で会見したのかな・・・・?

技術士口頭試験対策講座

今日は(あっもう昨日か)は写真の場所で「技術士口頭試験対策講座」の講師を務めてきました.
もちろん,ボランティアです.
疲れた~さすがに4人を模擬面接はしんどいです.技術士の試験官はもっと大変なんだろうなあ・・・・

さて,私は冒頭の「5分間スピーチ」で2つの事を述べました.

◇口頭試験対策,を勉強しに来たのなら,それはあまり価値がない,「技術士とは何か」を勉強しに来たのであれば,価値が(多少)ある.
技術士とは何かを理解すれば,おのずと口頭試験をどうすれば良いか,答えはわかる.

◇「人事を尽くして天命を待つ」と言われる.「人事」とはただがむしゃらに「対策のお勉強」することではない.
勉強も大事だけれど,健康,精神力,自分をコントロールする力を付けること,これらも人事.
だから,勘違いしないでね.

と.

伝わったかな?

ベントレー

昨日,某所でベントレー発見!!珍し~
初めて現物を見ました.







2008年11月22日土曜日

見通しを立てること(総括)

長らく実験にお付き合い下さいまして,ありがとうございます.

これは,「流れ星のエクササイズ」という実験(というより体験かな?)です.
普段,我々が何気なく考えて実行していること,すごく高度な事なんです.
それを体感して頂きたかった,という実験でした.

皆さん,絵を描きながらどう感じましたか?出来上がった絵を見て,どうでしたか?
確かに「指示通りの絵は描けたけれど,バランスがイマイチ・・・」とか
「何だか次にどんな課題が来るのかわからなくて困った」とか「イライラした」とか,
そんな気持ちになりませんでしたか?
「指示が悪い」と言う人がいるかもしれません.でも,この課題・・・

もしこうやって一度に課題が提示されていたら?

①紙の右上の隅から左下の方に向けて,星が一つ落ちてきました.
②その星のしたに一軒の家が建っています.
③その家の前には大きな池があって,アヒルが3羽楽しそうに泳いでいます.
④その家の玄関には旗を掲げる棒が立っていて,日の丸の旗がかかっています.
⑤その家の後ろには,大きな木が1本立っていて,その木のてっぺんのところに,三日月が見えています.
⑥渡り鳥が2,3羽飛んでいます.

結構楽に描ける人が多いと思います.先が見通せる,イメージが沸く・・・・

「絵」という作品を仕上げる,(情景を思い浮かべながら描く)というのと,単に「線を描く」というのは異なる作業です.

世の中には障害があって,「一つ一つの課題はこなせるけれど,見通しがきかない」人がいます.
「そういう人の気持ちも理解しましょう」というのが,この講演の趣旨でした.

でも講師の方曰く,場合によっては「目的を少し提示してあげることも重要な場合があります」と補足がありました.要はケースバイケース.

例えば国語の音読の時,
「発音を間違えないように注意して.。や、に注意して区切り,情景を思い浮かべながら読みましょう.」
と指示されると,たいていの子供はパニックに陥っているのだそうです.(学校の先生は気づいていないのだそうですが・・・)
音読を苦手とする人は,「文字を読む」だけで精一杯です.
(これを体感するプログラムもあるのですが,別の機会に紹介しましょうか・・・Iさんにはやってみました.(^^)v)

そういう「見通しが聞かない」人に,一度に指示を出してはダメです.必ず混乱します.
「ポイントとゴールを示して」から「一つの事に集中させる」
ということが大事になります.

実は今,この体験を生かして,ある指導業務をしています.
結果は,,,今のところ順調です.(^^)b

2008年11月21日金曜日

見通しを立てること(6)

引き続き昨日までの紙に書いて下さい.

【本日のお題】
渡り鳥が2,3羽飛んでいます.

これで実験は終了です.(^^)b
この解説(実験の意図?)は明日します.

2008年11月20日木曜日

見通しを立てること(5)

引き続き昨日までの紙に書いて下さい.

【本日のお題】
その家の後ろには,大きな木が一本立っていて,その木のてっぺんのところに,三日月が見えています.

2008年11月19日水曜日

見通しを立てること(4)

引き続き昨日までの紙に書いて下さい.

【本日のお題】
その家の玄関には旗を掲げる棒が立っていて,日の丸の旗がかかっています.

2008年11月18日火曜日

見通しを立てること(3)

引き続き昨日までの紙に書いて下さい.

【本日のお題】
その家の前には大きな池があって,アヒルが3羽楽しそうに泳いでいます.

2008年11月17日月曜日

見通しを立てること(2)

昨日の紙へ続きを書いて下さい.

【本日のお題】
その星のしたに一軒の家が建っています。

見通しを立てること(1)

今日(あっ日付が変わったから昨日か・・)面白い講演会を聞いてきました.

ちょっと皆さんに紹介したいので,ヒマな人は(笑)今日から6日間,お付き合い下さい.

A4の白紙を一枚だけ用意して下さい.
そしてこれから毎日掲載する「お題」を想像して,絵を描いて下さい.

【本日のお題】
紙の右上の隅から左下の方に,向けて,星が1つ落ちてきました.

おもろい車&テスタロッサ

しばし休載していましたが,今日から再開です。ちょっと用事があって,ようやく昨日終えました。

その用事を終えた帰りに見かけた車・・・・よく後部ワイパーを改造している車を見かけますが,これは傑作!!
なんと,蛇口のハンドルでした。すごいセンス!!


続いて,見かけたのはテスタロッサ(^◇^)
渋いですねえ・・・


デザイン会社のエンブレムもなかなか素敵・・・
後ろ姿はさすがテスタロッサです。

テスタロッサのエンブレムが燦然と輝きます。

でも,,,乗ってみたい車だけれど,所有したい車ではないですね。怖い・・・それ以前に金がないか・・(^^;)

2008年11月11日火曜日

ちょっと休載するかも・・・

ちょっと緊急の用事が出来ました。
通常の業務をこなしながら片手間にやらなくてはならないので、ブログの更新がとぎれとぎれになるかもしれません。
ごめんなさい。11/20には復帰予定です。

2008年11月10日月曜日

お疲れ様でした

今日は技術士第2次試験業務体験論文の提出期限でした.
第2次試験の願書提出から業務体験論文添削まで支援させて頂いた方は延べ7名でした.
受験される皆さんも大変でしたでしょうが,私も結構大変でした.
でも,添削指導をしていて,皆さんの文章作成能力が日々向上されたのをみて嬉しく思いました.
また私自身もすごく勉強になりました.

残すは口頭試験のみですが,あとは飾らないありのままの自分を表現すればきっと良い結果が得られると思います.

ここに来て,合格率云々の話はしたくないですが,口頭試験の合格率はおおよそ80~90%ぐらいです.
油断大敵,と考える方もいらっしゃいますが,私は背伸びしなければ大丈夫,と思っています.
口頭試験開始から終了までは何と2ヶ月も掛かります.そして合格発表は来年の3月!!
支援させて頂いた方の喜びの声をいくつ聞くことができるのかな?楽しみです.
皆さん頑張って下さいね.応援しています.

2008年11月9日日曜日

佛通寺

急に寒くなってきましたね.寒暖の差が激しくなるといよいよ紅葉のシーズンが始まります.写真を愛する私にとってはワクワクする季節です.
今日は三原市高坂町許山にある佛通寺(臨済宗別格総本山)へ行ってきました.ここの紅葉は広島県東部ではなかなかの名所として知られています.
写真(デジカメ)の通り,まだ少し色づきは悪かったです.来週から再来週にかけてが見頃になりそうですね.
ただこのころはすごい人出になるので,実際紅葉の写真を撮るどころではなくなります・・・・(><)
さて,紅葉が見頃になったら何処へ真面目に撮影に行こうかな?東広島の深山峡というところを狙っています.(行ったことないですが)

2008年11月8日土曜日

責任をとう!!

今日もまた息子とスイミングへ行ってきました.日頃の運動不足の解消になったかな??(^^)
さて,下足箱のところに張り紙がしてありました.
そうか,私たちの子供の頃より子供靴はバリエーションに富んできたと思っていたけれど,所詮子供の靴,間違えるようなものが多いのですね・・・・ふと下に目をやると・・・・

「当クラブにおいての 靴の履き間違え 及び盗難につきましては 責任はといかねますので ご了承下さい」(@@)
そりゃあ責任はとえないでしょう・・・・
責任を問う:その人に責任があるとして厳しく責める
責任を負う:負担となることを引き受ける

結構笑えました.ちゃんちゃん.

2008年11月7日金曜日

居酒屋経営???

昨日,拙宅へ「つぼ八」から郵便物が届きました.何やろ?飲み代踏み倒したかな???


実はFCの店舗を持って,つぼ八を経営しませんか,というDMでした.(^^;)
この私が居酒屋経営・・・・?冗談はヨシコ先生(古いギャグだ)

でもなあ,なんで私の住所がばれて,しかもこんな内容のDMが届いたんやろか?
思い当たる節は一つだけあります.
私の個人情報,全国の県庁で閲覧が出来るようになっています.(多分許可が必要だと思いますが・・・)
建業法に基づく会社の「営業所専任技術者」になっているので,情報開示をせねばならないのです.
(そういえば会社から念書を取られました.)
最近,土建業界は経営が厳しいから(特に中小),「建設業」の技術者の転職を促すようにDMを出しているような気がしてならないです.

でもねえ,建設業って何もいわゆる土建屋だけじゃないんですよ.私の場合は「機械器具設置業」・・・
機械を地面に据え付ける「建設」業に携わっているんです.建築ではありません.

ところで私が居酒屋を経営したら皆さん呑みに来て下さいます???(笑)

2008年11月6日木曜日

みんなが頑張るから・・・・

今,技術士第2次試験の筆記試験に合格した方達は11/10までに提出しなければならない「業務体験論文」の作成で必死です.
昨年の今頃,私も必死でした.でも・・・・今年も大変です.
ボランティアで2名の方の体験論文添削を引き受けていました.手首を痛めているので,これ以上は無理,と断ったのですが・・・・
紆余曲折があって,社内でも同じように「添削指導をお願いします」という依頼があって,結局,今手元には4件の論文があります.(@@)
一件の論文を査読するにはだいたい3~4時間ぐらい掛かります.手抜きをすればもっと短く出来ますが,それは自分が許せないですね.
さて,仕事をしながらどうやってこの論文の添削をするか,,,,忙しい.

◇この若輩が論文指導なんて出来るの?と言われたことがあります.答えは・・・そんなことを言う人に比べればまともな論文指導をする自信はあります.論文指導のコツは,「論旨がうまく流れているか」をつかむ(幹をつかむ)ことです.「この人,何が言いたいのかな?」という想像力を働かせるのがちょっと大変ですが,何回か添削をしていたらわかるようになってきました.
ペンを入れるのはそんなに時間が掛かりません.

◇傍目八目とはよく言ったものです.他人の論文の悪いところって,案外よくわかります.

◇自分ならこう書く,ということを考えながら,それを押しつけないように(自分で理解してもらう・自分の表現にしてもらうように)添削する,結構ムズカシイのですが,これは自分にとってすごく勉強になります.こうやって訓練した結果が私の通常の業務に生かせるようになればなおさら良いでしょうね.

業務体験論文の指導が終わったら,次は口頭試験対策です.
これも大変だ~

でも「一つの目標に向かって努力をしている」人たちを,実際手を動かして応援するのは楽しいです.
「資格」を取ることをゴールにすることは意味がない,ということを理解してくれればもっと嬉しいな.

2008年11月4日火曜日

演奏会のお知らせ

さて,気がついたらハロウィンが終わって,次はクリスマスですね.
クリスマスの頃,私が初めてバロックヴァイオリンでデビューする演奏会があります.12/23に広島市の広島市こども文化科学館プラネタリウムで開催されます.
是非お越し下さい.

とはいうものの,昨日初めて歌の入った練習をしました.ムズカシイ・・・・・バロック楽器がこんなにムズカシイとは知らなかった(><)
少し専門的になるのですが,低弦楽器とヴァイオリンが喧嘩するんですよ.
低弦楽器は4度のチューニング,ヴァイオリンは5度のチューニング,,,これがネック.
低弦楽器が音楽の「幹」を作るので,ヴァイオリンはそれに合わせなくてはならないのです.
これが非常にムズカシイ・・・・この一ヶ月,真面目に練習しないと間に合わないです.

2008年11月3日月曜日

ベッチャーまつり2008

今週末は尾道の奇祭,ベッチャー祭りでした.
こんな調子(http://www.mediafire.com/?wvqm0ztnd22)で町中を御神輿と共に獅子,やベッチャー,ソバ,ショーキーが練り歩きます.(クリックすると音声がダウンロード出来ます.)
これらのお面をかぶった妖怪(?)に小突かれたり,咬まれた子供は元気になる,など色々いわれがあるようで,みんな子供を連れて突かれにきます.私は今日はお出かけしたので,お祭りのはじめしか見られませんでしたが,次男坊は脅かされても突かれても,咬まれても平気だったそうです.


昨日はベッチャー太鼓があったので,じっくり見てきました.これはこちらにきて初めて見ました.
格好いい~

来年はもう一度きちんと見てみようと思います.

2008年11月2日日曜日

整理していないけど・・・写真集

写真,整理出来ていませんが,めぼしいものをUPしておきますね.

これは,4Fからタマゴを落としても割れないように「爪楊枝をつかって作った」構造なんだそうです.
でも「設計の手順」は間違っていたよね・・・(><)

これは,LT社のH社長が喜ぶかな,と思ってUPしました.レーザによるシーラカンスと東工大マークの事例.
なんでシーラカンス??実はシーラカンスの解剖を行って研究成果を出したのは東工大なんです.知ってました?先日蔵前技術士会でその先生の講演があったそうです.聞いてみたかったなあ.

これはレーザマーキングの装置.学生のころ(十ウン年前)に比べたらものすごく小さくなりました.CO2レーザだったと思います.(感覚ですが)体積にしたら1/10以下になっていると思います.

これは大阪府大のK先生が見たら喜ぶ???鳥人間コンテストで(多分優勝したやつ)使われた機体です.ホンダの滑走路で実験させてもらっているのだとか.ふーん.
上記は東工大の「銀杏並木」を歩いて大岡山南地区,というところにあります.近くに寄ったら是非見て下さいね.見学自由です.

町中を歩いていたらこんな幟を見つけました.論文の製本ぐらい自分でやろうよ・・・・学生時代はこんなのなかったです.

ところ変わってこれはキャンパス入り口の百年記念館(建築物としても有名です)の地下にある展示コーナ.
ノーベル賞を受賞した白川博士のコーナがありました.電気を通すプラスチックの話,高校生の時にZ会という通信添削をやっていて,その存在を知りました.


これはノーベル賞のメダルを東工大お得意の「ホログラム」で再現したもの.実物はご本人がもっているんでしょうね.その横には単に「コピー」がおいてありました.(^^)
これがノーベル賞の賞状らしいです.ふーん.
以下は,どうだったかな?修士論文と博士論文だったと思います.
すごく丁寧な字でした.章立てもシンプルで.
表紙,目次,謝辞だけの展示だったのが残念.





白川博士の展示はこれぐらいにして,機械に関係する展示です.
東工大の有名な「研究と発明」として
フェライト,転位歯車(と不思議歯車),もひとつ何か忘れた・・・があります.
これは転位歯車の研究成果と創成方法を解説したモデルです.中田先生の研究だったかな?思い出せません.

これは東工大がかつて誇っていたETA10というスパコンの1モジュールです.
今はその役目をTSUBAMEに譲っています.
そうそう,TSUBAMEは高校生なら,試験に合格すれと夏休みに使うことが出来たはずです.(スパコンコンテストなるものが開催されているんです.)

これは,東工大からモスクワまで走ったスバル.360に似ているけれど,360ではなかったと思います.
よくこんなのでモスクワへ行ったねえ・・・
ちょっと前後しますが,これが現在TSUBAMEの入っている情報処理センタ.
----------------------以上は東工大

ここからは昨日に引き続き,楽器フェアの様子.
写真,横向きのままですね.編集が面倒なので堪忍(^^)
これはへフナーという有名なブランドが「自作を対象とする人」向けに発売しているヴァイオリン製作キット.多分東急ハンズとかで手に入ったと思いますが?
ここまで作ってあると簡単です.これでもちゃんと微調整をやると30万ぐらいのレベルの楽器になります.
皆さん,作ってみませんか?(^^)

これはヴァイオリン製作者のために材料や道具を卸している商社の展示一例.
マイクロメータがついていて,これで板の厚みを測ります.

のみやら鉋やら,リーマ,クランプなど...色々あって楽しいな~日本ではなかなか手に入らないものばかりです.

これはパーツ.特にバロックヴァイオリン用のもので,装飾が綺麗でしょう?買おうかなと思ったけれど,1万6千円也,やめました.(><)


てなところです.

2008年11月1日土曜日

弦楽器フェア2008

さて,昨日まで機会学会の講習会を受けてきました.
ものすごく良い収穫がありました.多分一番遠方からの出席だったのですが,行った甲斐がありました.
で,その後,大手電機メーカのMさん,恩師のT准教授と呑んでいたら・・・気づいたら夜中の2時を回っていました・・・トホホ.
面白かったけれど.

さて,今日はアルカという靴屋さんに行きたかったので,大塚へ寄って,その後にバロックヴァイオリンを売っているお店に寄ってきました.
そこでたまたま年に一度の弦楽器の展示会が開催されていることを知って,科学技術館へ直行.
すごかったです.
楽器の量もすごいし,それが(たいていの楽器は)試奏できるんです.
たくさん弾いてきました.
もちろん,バロックヴァイオリンを見つけては,,,それも弾いてきました.

下の写真は,多分今回の展示で一番価値のあるもの,ストラディバリウスの「チェロ」
彼のチェロは世界中でもほとんど残っていません.オリジナルなのかどうかはわかりませんが,,,さわれませんでした.


この楽器,ガルネリ・デル・ジェスという楽器で,これも相当の価値があります.弾きたかったなあ・・・

数百万クラスの楽器は結構自由に試奏できるのですが,上のような「文化財」的なものは,さすがに冷やかしでは弾けないですね.

そうそう,材料を売っているブースもいくつかありました.
下,珍しいんですよ.なんと「チェロ」の原材料.初めて見ました.
こんなにおっきな木から作るんですね.当たり前だけれど.


下の写真の人,陳さんと言います.海峡を渡るヴァイオリン,という本を出版され,SMAPの草彅
さんが主演のTVドラマにもなった方です.
楽器を弾かせて頂きました.素晴らしかったです.

他にも色々写真があるのですが,整理できていないのでそのうちにUPしますね.
そうそう,母校の様子も整理しなくっちゃ!!