2011年2月23日水曜日

クライストチャーチ

NZの大地震,大変なことになっているようです.
2005年の1月にクライストチャーチのど真ん中に出張に行っていました.仕事の合間(もちろん休日ですよ)に町中や郊外を散策したり,マウントクックへ1日旅行へ行ったり したのですが,当時の写真を記録付きでまとめて,CDに焼いていました.
その中から抜粋します.

 今回大被害を受けたクライストチャーチのシンボル.

市内を流れるエイボン川.
 カンタベリー州庁舎
クライストチャーチ郊外の火口湖.この記録に,地震の可能性を書いてました.
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 サムナービーチで海を見た後、我々は次の目的地であるGondolaに向かった。
前回筆者は岡○さん達とサインズオブタカへへ行って既にクライストチャーチの全景を見ることができたのであるが、せっかくの機会であるので高台に上ることにした次第である。
Gondolaは往復$18で「地球の歩き方」2005年版よりに書いてあるより高かった。
さてGondolaは4人乗りなので3人/2人に分かれて乗ることにし、筆者と濱○さんが後ろのCabinに乗り込んだ。途中眼下には羊が見え「NZに来た」としみじみ感慨にふけっていたら途中突然停止。まあ良くあることなんだろうが・・・程なく動き始め10分弱で頂上に到着。
頂上は展望ロビーと土産物屋、レストランがあるのみでたいしてめぼしいものはなかったが、風景は絶品であった。先ほどのビーチ方面は斜面に隠れて見えなかったがサウスショアの半島、市の中央、カンタベリードラフトの赤い工場などがわかった。さらに遠くは南太平洋まで望む事ができた。
斜面の反対方向はリトルトンの町(港)方面で、くぼんだ独特の地形をしていたが、標識に「CRATOR RIM」とあったことからここが火山の噴火口であることがわかった。(まさか隕石口ではないと思いますがね。)
リトルトンは客先の工場にある巻取り紙にもよく印刷されておりこの港から輸送されているのであろうが、おそらく当社の輪転機もリトルトンから陸揚げされたのであろう。
話はそれるが、NZ北島にはNZ富士とも呼ばれるエグモント山などの火山があることは知っていたが、まさか南島も火山があるとは筆者は思わなかった。しかしよくよく考えてみるとNZも日本同様、地震と火山の国である。町中でこのたびのスマトラ地震の津波に対する募金を行っていた。これもおそらく地震や津波が自分たちの生活をたびたび脅かしてきた経験から、積極的にこのような募金活動をしようとさせる原動力になっているのであろう。

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