2008年11月26日水曜日

絶対音感不要論

月曜日は私の所属するコンセール・アマビリテの練習でした.
厳しい練習で....ヘトヘトになりました.

コンセール・アマビリテは古楽器のアンサンブルです.なので,基準となる音(ラの音)が415Hz(通常は440~442Hz位)です.
これに,なかなか耳が慣れません.
おまけに古楽器は「響き」が少ないので,きっちり和音の音程がとれないと,すごく音が汚く(下手くそに)聞こえてしまいます.ごまかしがきかない・・・(><)

ブクステフーデという人の曲を練習していたときに,ヴァイオリンがソファ~ソファ~ソファ~ソラ~,という音形が出てきました.
普通は,ソの音は一定なのですが,ガンバ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)がミレ~ミレ~ミレ~ドシ~ラ,と演奏しているので,ソを基準に考えると,ガンバの音程がおかしくなります.
ガンバにあわせるとわずかにヴァイオリンのソの音を調整しなくてはならなくって(多分1ヘルツ変わるか変わらないか程度),神経を使いました.

そう,絶対音感は要らない・・・和音の響きを聞き取れる能力が必要なんです.
和音は聞き取れたから良いのですが,腕がね・・・ついていかないです.(><)

さて,演奏会の宣伝がここに掲示されています.
ご興味のある方は是非どうぞ.

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