2007年7月29日日曜日

怪気炎論争

タイトルは冗談です。本当は改憲論争です。
今日は参議院選挙の投票日でした。投票は国民の権利ですが,私は国民の「義務」でもあるとの信念から投票に行きました。報道によると午後6時の時点でたった40%位しか投票していないそうです。
こんな状況で改憲論争が出来るのでしょうか?そこ大いに疑問です。

でも私はもっと根本的な疑問があります。そもそも「改憲」の話題に上るのは9条の話しか出てきません。主権在民とかそういった憲法の根本的思想について議論をしようとする風潮がありません。
今の時代に憲法がそぐわないのなら,改憲論争をしようという話が出てくるのは自然の成り行きでしょう。でも昨今の「報道」を見る限りではあまりに「9条」ばかりに目が向きすぎている,その他の論点について議論しているのをきいたことがありません。要は「自衛隊の存在を憲法上保障されたものにしよう」という議論でしかないように思います。
9条のみに固執するそんなくだらない議論なら(現に自衛隊が存在しているのですから)改憲論争をしても意味がありません。今の憲法のどこに問題があって、実態とどこがどう乖離しているのか、本当の改憲論争をするならば、論争をしようとする人はそこを明確にする必要があります。
(これがいわゆる問題解決のプロセスです。)

1 件のコメント:

morinokuma3715 さんのコメント...

自己RESです。
ちなみに憲法は第103条まであります。