今,技術士第2次試験の筆記試験に合格した方達は11/10までに提出しなければならない「業務体験論文」の作成で必死です.
昨年の今頃,私も必死でした.でも・・・・今年も大変です.
ボランティアで2名の方の体験論文添削を引き受けていました.手首を痛めているので,これ以上は無理,と断ったのですが・・・・
紆余曲折があって,社内でも同じように「添削指導をお願いします」という依頼があって,結局,今手元には4件の論文があります.(@@)
一件の論文を査読するにはだいたい3~4時間ぐらい掛かります.手抜きをすればもっと短く出来ますが,それは自分が許せないですね.
さて,仕事をしながらどうやってこの論文の添削をするか,,,,忙しい.
◇この若輩が論文指導なんて出来るの?と言われたことがあります.答えは・・・そんなことを言う人に比べればまともな論文指導をする自信はあります.論文指導のコツは,「論旨がうまく流れているか」をつかむ(幹をつかむ)ことです.「この人,何が言いたいのかな?」という想像力を働かせるのがちょっと大変ですが,何回か添削をしていたらわかるようになってきました.
ペンを入れるのはそんなに時間が掛かりません.
◇傍目八目とはよく言ったものです.他人の論文の悪いところって,案外よくわかります.
◇自分ならこう書く,ということを考えながら,それを押しつけないように(自分で理解してもらう・自分の表現にしてもらうように)添削する,結構ムズカシイのですが,これは自分にとってすごく勉強になります.こうやって訓練した結果が私の通常の業務に生かせるようになればなおさら良いでしょうね.
業務体験論文の指導が終わったら,次は口頭試験対策です.
これも大変だ~
でも「一つの目標に向かって努力をしている」人たちを,実際手を動かして応援するのは楽しいです.
「資格」を取ることをゴールにすることは意味がない,ということを理解してくれればもっと嬉しいな.
2 件のコメント:
文章の添削をすると、添削される人は当然ですが・・・、添削する人の文章作成能力があがります。私が実感していることです。
morinokumaさんも 添削を続けてください。文章作成能力があがりますよ。ぜひ。
私も実感しています.色んな文章を書く方がいらっしゃって,,,,「こういう表現の仕方もあるのか」と気づくような名文にあたることもあります.
特に添削を繰り返して完成度が高くなってくるとその傾向が強くなります.
でも添削はだんだん大変になります.(><)
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