バロックヴァイオリンをはじめてから,昔の人は音に対して非常に造詣が深かったのだなぁと感心することが多いです.
最近,ビーバーという300年ぐらい前のヴァイオリニスト&作曲家の作品で,「ロザリオソナタ」を聞いているのですが,この曲,全部で16曲あるうちの14曲が「スコラダトゥーラ」という変則調弦法を用いて演奏するようになっています.最近の曲ではほとんどないですね.サンサーンスの「死の舞踏」とかマーラーの交響曲に少しだけ出てくる位かな?
通常ヴァイオリンは低い方から順に,ソレラミと調弦するのですが,これが全く違う・・・・
実際の演奏を聴くと倍音の出方が違うので,ものすごく「何とも言えない」響きになります.
実際に演奏するのは無茶苦茶難しいのですが,楽譜も比較的容易に手に入るようですし,写真のような「銅版画」が各曲に印刷されているのがお洒落.
もちろん演奏はマスターしたいですが,まず楽譜を手に入れようかな?
さて,神戸楽譜にでも在庫確認しますか・・・
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