今日、知人が亡くなったことを友人からの電話で知りました。先月下旬、旧陸軍の毒ガス兵器製造施設のあった大久野島へ行ったあとでした。
彼はこの島で働いていて健康被害を受けた人について治療および研究を続けていて、さらに最近はイ・イ戦争で使用された毒ガス被害についても医療団を派遣するなど、積極的な活動を続けてきました。
私が彼と知り合ったのは音楽活動を通じてです。私がこの地域に来て初めて「オーケストラ」を探していたときに、偶然団長をなさっていたため、初めて連絡を取った方が彼でした。物腰の低い立派な方でした。
写真は大久野島で撮影した灯台の写真です。今年も彼はイランへ被害調査に出向く予定だったそうです。悔しかったでしょうね。でも彼のともした活動の灯はこの灯台の灯のように、平和への道しるべとなるでしょう。いやそうしなければなりません。
改めてご冥福をお祈りいたします。合掌。
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