2008年8月10日日曜日

F6の威力

先日、子供とドライブへ行った時にF6を持っていきました。
空港大橋、滝、の写真を撮るためでしたが、もう一つの目的は飛行機の写真を撮ること、でした。空港の展望デッキと違って、中央森林公園は滑走路のすぐ脇にあり、かつ正面で着陸の瞬間が見られるのです。
ちょうど16:15広島着のANA便の着陸に間に合いそうだったので着陸を待っていました。
実は・・・今まで何度か飛行機の着陸の瞬間の撮影にトライしたのですが、なかなか良い絵が撮れませんでした。動くものは難しいんです。苦手・・・
今回はF6にマニュアルレンズ(Ai-S 180mm F2.8 ED)という組合せで挑みました。
結果はグッド!!  今まで「流し撮り」に成功した試しがなかったのですが、上手く流せました。(背景の緑が流れているでしょう?)
成功した要因は、ピントと構図、動きに集中することができたことだと思っていますが、何故集中できたか?F6はミラーの戻りが他のカメラに比べて非常に早いのです。だからシャッターを切った瞬間見えなくなる時間(消失時間)・・・これが短いのです。すごく撮りやすい!!
多分F5も同じぐらいの時間なのでしょうが、F5の場合、マニュアルレンズを使うと中央重点測光しかできないのが玉に瑕。F6の場合は事前にレンズの情報をカメラにインプットしておくと分割測光ができます。(これができることを知って、F6に決めたのでした)

このジャンボ機を目視で確認してから着陸まで、15枚ぐらい撮ったけれど、ミスショットは1枚だけ。マニュアルレンズでこれだけの確率なら、良い方だと思います。

余談)Ai-S 180mm F2.8EDは∞マークにピントを合わせても∞になりません。EDレンズを使用しているので、気温によってピント位置が変化します。(だから∞よりもさらに廻せるようになっている)
最近のAF専用レンズもEDレンズを使っているものが多いからマニュアルフォーカスでピントを合わせてもなかなか目盛り通りにはなりません。

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