2008年1月23日水曜日

ルールは破るもの?

先日神戸で夜を明かしたときの出来事です。ある研究所の方とお話をしていました。面白い方でした。
その方は「情報漏洩防止のためにパソコンの持ち出し禁止や暗号化するのは無意味。身動きがとれなくなって仕事ができん」と憤慨しておられました。
その理由が面白かったです。
日本人は「ルールというのは破るためにある」と考える傾向があるそうです。ちょっと語弊がありますね。ルールは守らなくても良い、と考えると表現したかな?
なので、厳密にルールやマニュアルを作っても遵守しないそうです。どうやらプライドが邪魔をして勝手にアレンジするのだとか。
その線引きが難しくて、一線を越えると問題になる・・・・
だからルールやマニュアルを作るときには「べからず集」にすると良い、とアドバイスを頂きました。
必要最小限守らなくてはならないこと、これだけはダメ、というのが覿面だそうです。

今私は仕事で「ルール」を作っています。「ルール」を見て、相手がどうとらえるか?そこまで考えなくてはいけないな、というのが参考になりました。手段として「べからず集」は面白い発想でした。

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