2008年1月14日月曜日

マザーテレサ写真展

昨日、子供と図書館に行きました。そのロビーでマザーテレサ写真展を開催していたので見学していました。マザーテレサのことを知ったのは実は私が幼稚園の時です。教会でマザーテレサの活動のドキュメンタリーを見て知りました。そのあとに彼女がノーベル平和賞を受賞したんですね。(1979年です)
幼稚園の時には「インドのカルカッタという街で貧しい人を助けているシスター」ぐらいの感覚しかありませんでした。でも、本当は・・・・単に貧しい人を助けているだけじゃなかったんですね。
彼女は「貧しい人に施しを与えるのが目的ではありません。愛されていない人を愛することが活動の中心です。」と言うようなことを述べています。そうか・・・だから「死者のための家」という施設を造ったんですね。いずれ死ぬ、とわかっている人でも「誰からも見放されて死ぬ」のと「誰かに看取られて死ぬ」のでは大いに差があります。聖書で「良きサマリア人の例え」という箇所(ルカ10・30~37)をそのまま実践しているところがすごいです。

もう一つすごかったのが、下記写真の逸話。マザーともなると、色々な場所に「出張に」飛行機を使います。でもそんなお金があれば・・・・活動資金にしたい、というのでアイデアウーマン(&ユーモアに富んだ)彼女は「そうだ!スチュワーデスになればタダで飛行機に乗れる!!」と思いつき、航空会社に直談判したそうです。もちろんスチュワーデスの話は実現しませんでしたが、それ以降、タダで飛行機に乗れるようになったんだそうです。すごいなあ~

日本の中にいれば多分カルカッタの状況はわからないでしょう。
でも、彼女たちの活動を自分の出来る範囲でお手伝いできることは?
自分もこの「事実」から目を背けないこと、そして子供達に「愛されることの重要性を伝えていくこと」かな。

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