さて、いよいよ明日は衆議院議員選挙です。
皆さんは投票に行きますか?
投票に行く/行かない、様々な意見や理由を聞きますが、私は行きます。
特定の支持する政党や個人があるわけではないので、どうしようか正直悩んでいますが
私にとっては「議員選挙」は二の次です。
投票へ行く最大の目的は「最高裁判事の国民審査」です。
この審査、だいたいスルーされてしまう審査なんですが私は国政選挙でこれが一番大事だと思っています。
いくら為政者が悪法を作っても、、、、それが悪法かどうか?憲法に抵触しないかどうか?を最終的に判断するのは最高裁。ここが「OK」を出したら手も足もでないです。
チェック機関が正しく機能しているかどうか「国民がチェックする」というのはとても大事なことだと思っています。しかも彼らを任命するのは・・・?時の内閣総理大臣ですよね?自分の都合の良い人材をあてがっている、という可能性もあり得ます。
私のチェックのポイントは
◇もちろん、判事がだした裁判例が「論理的に正しいこと」
◇裁判例と判事の行動が矛盾していないこと
(これは判事の経歴調査がかぎです。)
◇経歴/任命時期
判断する根拠がない場合には・・・ずっと裁判官やってきた方はまあ大丈夫かな?百戦錬磨の判断をしているから。問題は「よその仕事をしていて判事になった方」です。過去のしがらみにとらわれる可能性があります。(サラリーマンなら「色んな経験を積め」と言われますが、判断においては場違いの仕事をしているとかえって経験が邪魔をすることがある。)
選挙公報を真面目に読むと一番判断が難しいのがこの「国民審査」なんです。(少なくとも私にとっては)
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ちなみに議員選挙の対策は簡単です。
◇やりたいことが具体的であること。(数値がない、夢、などは論外)
◇数値が出ていても、それに矛盾がないこと。(根拠を読み解くのは難しい。)
◇やりたいことが「独りよがり」でないこと。
(私はこれをします・・・というのは無理=やらない(やれない?)。みんなでこういう社会を作っていきたい、という方がまだ現実的。)
◇やりたいことが論理的であること。
例えば、「憲法9条を改正し、軍隊を持つことにします。」なんていう主張は愚の骨頂。
もし軍隊を持つ=戦争になったら勝つ必要がある=相手(敵)に知られてはいけない情報があるので、言論統制が必要=表現の自由はどうなる?
という簡単な図式で考えたら?憲法9条の改正だけでは軍隊持っても意味がないですね。憲法9条に固執するのはあまりに稚拙な考えだと思います。
さて、選ぶ候補がいなかったら・・・それでも選挙に出かけます。
私は国民の一人として「義務」を果たすために。
「私の所属する選挙区には全国の国民の皆様の為になるような、すばらしい為政者はいませんでした。だから私が責任をもって推挙する候補者が、ここにはいません」と意思表示することが義務だと思っています。
実際に過去、、、こういう票を投じたこともあります。無効票になるだけだけど。
明日はどうしようかな?今から選挙公報を読んでみます。
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