2008年9月18日木曜日

絵本は難しい

私は時々子供と一緒に絵本を読みます。いわゆる読み聞かせ、というやつです。
先日、妻から私の読み聞かせが「なってない」と指導が入りました(@@)
小学生のころ、国語の授業での音読は大得意でした。なのに何故?

絵本・・・絵+本ですよね。国語の授業で音読する場合には、絵は基本的にありません。流暢に読むことが「上手い」と評価されます。絵本の場合は?
子供に読み聞かせをする場合には、じれったくなるぐらいゆっくり読むこと、絵をじっくり見せること、「てにをは」をはっきり発音すること、が重要なんだそうです。
すらすら読んでしまったら、子供には「次のページはどういうお話なんだろう」という「ワクワク感」がなくなるのでNGなんだそうです。
子供には言葉の情報だけでなく、絵からの情報も読みとって、次を想像させる、そういうプロセスを大事にしなくてはならないんだそうです。そうか・・・・だから読み方がNGだったんですね。

よく考えてみたら、大人の世界でもプレゼンの時、パワーポイントの資料を示して、つらつら流暢に説明する方がいらっしゃいます。そういう人こそ「プレゼンが上手い」というのだと思っていました。
けれど、パワーポイントには基本的に「絵」が書いてあります。その絵をじっくり見て理解させる「間合い」の取り方が上手い人が本当にプレゼンの「上手い」人なんでしょうね。
今度から注意してみます。

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