2009年2月12日木曜日
予想と予測
さて、今日は広島大学の先生のご厚意で、「輸送機器環境工学プロジェクトⅡ」という講義を聴講しています。学生の皆さんが「紙」を使ったバイクを設計・製作する、という講座で今日が最終のプレゼンテーションです。
さて、発表を聴いていて、「予想」と「予測」という言葉が気になりました。
広辞苑を引いてみると
予想:ある物事の今後の動きや結果などについてあらかじめ想像すること。また、その想像した内容。
予測:将来の出来事や有様をあらかじめ推測すること。前もっておしはかること。
とあります。皆さん「予想得点は・・・」とか「予想時間は・・・」と言っているのですが、私は「予測を使うのではないかな?」と思いました。
広辞苑の意味からは
予想:論理的に考えて、こうなるという結果を必ずしも想像しているわけではなく、自らはその結果について、関知しない。結果オーライ?
予測:自らの意志を持って、その結果を導き出す。そのためには論理的な推測の理由があり、結果はこうしたい、という明確な目標がある。
と感じるのです。
エンジニアなら、「予測」してほしいなあ・・・
----------------------23:30追記
写真は,生協食堂の脇にあった「とげとげ」
多分鳩よけだと思うのですが・・・・これは予想(^^)
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2 件のコメント:
素敵やな~。言葉の分析。
ははは,直感的に(?)そう感じたんです.
余談です.私の大先輩に「予想を逆に読んでみよ.う・そ・よ,になるだろう.予想問題なんてアテにならん」とおっしゃっている方がいます.言い得て妙・・・(笑)
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