2008年10月5日日曜日

ヒゲろくさん

今日は雨で子供の運動会が中止になってしまいました。ぐすん・・・・
さて、昨日商店街を歩いていたら、「紙芝居」をしていました。
すぐうろちょろする我が息子も、興味津々・・・・紙芝居で、子供の心を惹き付けるとは、すごい!!
(幼稚園の先生が紙芝居をしても、あまり興味を示さない我が息子であった・・・)

聞けば、プロの紙芝居師(?)でヒゲろくさん、こと録田さんという方だそうです。
とにかく話し方、子供への関心の惹きつけ方がすごくうまかったです。

最初はドラえもんやたこ焼きマントマン、あられちゃん、やなぞなぞで子供の興味を惹きつけ、昔話、民話へとお話を続けます。



最後は自分と絵師の方を題材にしたオリジナルの紙芝居、「地獄と極楽」をやって、いわゆる子供に向けた「道徳的な」お話をします。(すべてのお話はオリジナルですけれど・・・)
うまく構成しています。流れがあるんですね。

聞けば、
「昔は話がへたくそだった。でもこういう紙芝居師の方が近所にいて、よく見に行っていた。面白かった。なので、ボランティアで活動を始めた。」のだそうです。そして60を前に脱サラして、プロの紙芝居師になったそうです。
さらに「最近の子供たちはお寺の日曜学校へ行ったりして、悪いことしたらあかん、とかそういう話を聞く場がなくなっている。近所の所のおじちゃんおばちゃんもなかなかそういう話をしない。ボランティアでやっている紙芝居の世界に取り入れたらよいと思った。お寺さんがそういう話をしないのだったら自分たちでやればよい、と思って活動している。」とのこと。すばらしいなあ・・・
さらに今年の6月には奥様を亡くされた話、など立ち話で伺いました。

この台車には紙芝居がウン十冊と入っています。すごい量です。ひとつのお話を紙芝居にするには半年かかるのだそうです。ということは、何年分?
ちなみにパソコンは苦手なので持っていない&使わないのだそうです。すべて手書きです。


ちなみに地元のケーブルテレビで中継されるのだそうです。すごく場所を気にされていました。
目の前の喫茶店のウインドウに、小さなカメラが仕掛けてありました。これか~

今日は福富町、来週土曜日はまた尾道、その後備北丘陵公園で活動するんだそうです。

すばらしい人に会えてよかった!!

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