2007年12月31日月曜日

安全と安心

さて、昨日から東京の実家に帰省しています。子供2人を連れているのでなかなかゆっくりはできませんが、、、一応年末の骨休めをさせていただいています。
そうは言っても古いPCの処分とか色々やることはあるんですがね。
子供が寝入った後に父親と久しぶりに少し話をしていました。
父親は以前ガンで手術をしたのですが、その体験談を講演したそうです。
そのときにタイトルの話がでました。
ガンで手術したときに医者が与えるのは「安全」看護師が与えるのは「安心」だと感じたそうです。
安全は「工学的なあるいは定量的な数値で与えられるもの」で医者の場合は5年生存率とかそういう話です。
安心は人間の社会的活動をするには必要だけれども「情緒的な感覚」を示すものにすぎない、と。
世の中「安全と安心」を混同しているのではないかな?と父親と話していました。
原発や環境問題、食肉偽装など、「安心」の分野で騒いでいて、肝心の「安全」についての議論がなされていないように思います。賞味期限が切れても果たしてどれだけの人がお腹をこわしたか???
なんだか考えさせられる言葉でした。
因みにこのタイトル、どこかに出典があるそうです。また聞いておきます。

1 件のコメント:

tti さんのコメント...

安全と安心ですか。面白い定義ですね。
私は安全を与えるのは得意ですが、安心を与えるのは苦手かな?