2008年7月29日火曜日

日本技術士会

(社)日本技術士会では、文部科学省の認可を受けて技術士試験を実施したり、技術士の登録業務を行っています。かなりお役所的な組織ですね。でも悪い意味で言っているのではありません。
現在技術士は日本に6~7万人いると言われています。技術士になるためには必ず技術士会のお世話になります。

ところが、、、、実際技術士になったあと技術士会に入会している方はわずかに1万2千人。

技術士試験や登録業務には当然費用がかかりますが、そういう仕事は「赤字」なんだそうです。特に試験業務はものすごく人件費がかかります。そりゃそうです。筆記試験だけでも大変なのに、年間3千人ぐらい面接受験者を一人あたり45分も掛けて、それを複数人の試験官が審査(?)しているのですから。

技術士となった人たちが技術士会に入会し年会費を納める事で、お互い支えあっている、ということを自覚している人が少ないのかなあ。決して安くはない年会費ですが、それでも技術士さん達が本当に「世の役に立つ」立場にあると考えれば、金銭面での支援、というのは大いに有りだと思います。

ちなみに私は正会員ですが、会員専用ページで「有名な」技術士さんを検索するとあまりヒットしません。(><)

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