2008年7月8日火曜日

七夕

昨日書こうと思っていたのに、時期を少し逸してしまいましたね。
昨日は「新暦の」七夕でした。ここ数年では珍しく晴れたので、見事に織り姫、彦星を見ることが出来ました。残念ながらここ数年、この近辺でも周囲が明るくなってきたので天の川までは確認できませんでしたが、今から10年ほど前は町中にあった独身寮でも天の川をかろうじて確認できました。
◇さて、七夕と言えば織り姫星と彦星が一年に一回「しか」会えない、切ない物語、だと思いますよね?
ところが、、、今からもう20年以上前かな?某天文雑誌に落語家の連載がありました。ロマンチックに解釈しすぎだと。
彼の説ではこうです。計算を楽にするために、人間の一生を80年、星の一生を80億年とします。
80億年の寿命で1年に一回の逢瀬=80年の人生で○秒に1回の逢瀬になるでしょうか???
(答え:確か0.6 0.3秒だったと思います。)
いちゃいちゃしすぎ!!
という落ちでした。さすが落語家、目の付け所が違う、と当時は感心したものでした。

◇織り姫(こと座のベガ)、彦星(わし座のアルタイル)も好きですが、この付近で好きなのは写真の星、何だかわかります?わかったら相当マニアです。
はくちょう座のくちばしにある「アルビレオ」です。(はくちょう座の1等星はしっぽにあるデネブですよ。)
宮沢賢治の銀河鉄道の夜にも出てくる有名な2重星で、写真では色が飛びやすいですが、肉眼(望遠鏡)で見るとオレンジとエメラルドグリーンの対比が本当に見事です。
望遠鏡で星を見る機会が会ったら是非見て下さいね。(少しピントをぼかすのが色を見るコツです。)

夏はいろいろな星や星雲、星団がにぎやかで楽しいです。夏休み、久しぶりにどこか星を観にでかけたくなりました。

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