2009年5月20日水曜日

赤ペン

赤ペンで当たりを見る、っていってもわかる人は少数になったかな?
赤ペンなんて言ったら「通信添削」と思う人が多いかもしれませんね。

キーやリニアガイド、テーパ部の接触範囲を目視で確認するために、赤い「ペンキ」を塗ります。
下がその専用ペンキです。

例えば定盤の上とキーにペンキを薄く塗って、少しごしごしやってあげます。
接触しているところはペンキが取れますが、接触していないところはペンキが残ります。

この実技を見せて下さった方、キーなどの簡単な「角物」なら3μmの精度で平面度を出せるんだそうです。すごいな~職人の技だ。ちなみにこれぐらいができないと、国家技能検定1級のレベルは突破できないんだそうです。

3 件のコメント:

tti さんのコメント...

赤ペンって、べんがら(酸化第二鉄?)でしたか?

あたりを見るのに・・・私が出た大学ではなんたらブルーという青いインクを使ってました。

違うものなのかな?

morinokuma3715 さんのコメント...

べんがら・・・あはは、これすら言葉を知らない人が多いかもしれませんね。
たぶん昔はべんがらを使っていたと思います。でも、見せて頂いた「赤ペン」はアルコールか石油由来のものでした。もともとべんがらは研磨剤としてよく使われていますからねぇ?(最近は酸化セリウムが多いですね。)

ブルーのもの、私は知りませんでした。ブルーといえば、罫書き線を描くのにそれこそなんたらブルーを使っていましたけれど。よく覚えていないです。

morinokuma3715 さんのコメント...

調べてみたら、べんがらでなくって、光明丹のようです。