赤ペンで当たりを見る、っていってもわかる人は少数になったかな?
赤ペンなんて言ったら「通信添削」と思う人が多いかもしれませんね。
キーやリニアガイド、テーパ部の接触範囲を目視で確認するために、赤い「ペンキ」を塗ります。
下がその専用ペンキです。
例えば定盤の上とキーにペンキを薄く塗って、少しごしごしやってあげます。
接触しているところはペンキが取れますが、接触していないところはペンキが残ります。
この実技を見せて下さった方、キーなどの簡単な「角物」なら3μmの精度で平面度を出せるんだそうです。すごいな~職人の技だ。ちなみにこれぐらいができないと、国家技能検定1級のレベルは突破できないんだそうです。
3 件のコメント:
赤ペンって、べんがら(酸化第二鉄?)でしたか?
あたりを見るのに・・・私が出た大学ではなんたらブルーという青いインクを使ってました。
違うものなのかな?
べんがら・・・あはは、これすら言葉を知らない人が多いかもしれませんね。
たぶん昔はべんがらを使っていたと思います。でも、見せて頂いた「赤ペン」はアルコールか石油由来のものでした。もともとべんがらは研磨剤としてよく使われていますからねぇ?(最近は酸化セリウムが多いですね。)
ブルーのもの、私は知りませんでした。ブルーといえば、罫書き線を描くのにそれこそなんたらブルーを使っていましたけれど。よく覚えていないです。
調べてみたら、べんがらでなくって、光明丹のようです。
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