2008年2月18日月曜日

ヴァイオリンの値段

いつもコメントを頂いているttiさんのブログに面白い記事があります。機械の値段、、、というタイトルです。
身の回りにあるものでは確かに成り立ちそうです。冷蔵庫とか掃除機とか・・・
木製の製品は少し高めかな?例えばテーブルは?多分1万/kgぐらいします。本箱とかもそれぐらいかなあ・・・
で、気になったのはヴァイオリンのお値段。
ヴァイオリンはだいたい重量が500g(未満)です。
ということは・・・・初心者が使う「工業的に大量生産された」ヴァイオリンは10万から30万ぐらい。
なので20~60万円/kgです。高いですね。
さらに、弓は?これが意外でした。弓はだいたい60gぐらいです。初心向けのものの場合は3万~5万ぐらいかな?
なので、50万~80万円/kg!!ヴァイオリンより高い!!
ちなみに私の昔使っていた楽器では
ヴァイオリンが140万/kg、弓が160万/kgぐらいになりました。
今の楽器は・・・・内緒です。
kgあたりの単価では、楽器本体が安いポルシェ並、弓がこのマンションの1/3ぐらいになりました。(@@)

余談2題
◇300万ぐらいのイタリアの新作楽器でも、材料費はだいたい数万円です。
G.B.Morassiという有名な作家がイタリアにいますが、彼は森を持っています。その森から切り出された材料を兄が買ってきました。いいヤツを買って、、、3万円ぐらいだったそうです。
でもな~調子にのって12台分も買うなよなあ(^^);

◇ヴァイオリンの名器と言われるストラディバリウスは数億円します。一度弾くチャンスが廻りそうだったのですが、ちょっと事前準備不足で弾けませんでした。余談の余談でした。ヴァイオリンの弓はフランス産が有名です。(もち私のも)新大阪の駅裏にある楽器屋さんで1000万のTorteという弓を弾かせてもらったことがあります。単価は???1億7千万/kg!!素晴らしかったです。
楽器は、2000万円のGuarneriusしか弾いたことないです・・・

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

質量と値段の関係・・・質量の測れる工業製品、スーパに売ってる食料品くらいじゃないですかね。

意匠の価値が高いもの・・・工芸品だと、この考え方は???。

楽器もその類なのかも。
ちと余談。
芸術家、武道家、建築家・・家のつく職業は価値を計れない職業なのかも。

花屋、八百屋、機械屋、電気屋・・・これらの職業の人は・・・さげすまされたように 聞こえませんか?

morinokuma3715 さんのコメント...

◇へへっ(^^);
でも工業的に大量生産されたヴァイオリンは意外に高価です。これも工芸品なんやろか?
ちなみにストラディバリウスは生涯で1200台の楽器を作ったそうです。
工業的に大量生産されるヴァイオリンはその比じゃないです。(生産量は知りません、ごめんなさい)

◇確かに・・・家がつくとちょっと高尚で・・・屋はさげすまされた気がしますね。
例えばエンジニ屋とか(爆)
いっそのこと、○○設計家、とか経理家、とか名称を変えたら、みんなプライドを持って仕事するかな?(ならへんならへん・・・)

morinokuma3715 さんのコメント...

そうそう、先日広辞苑を見ていたら
「技術家」という言葉がありました。
技術者のことです。
優れた技術者のことを意味するのかな?