金属(特に鋼は)色々な処理を施すことによって、色々性質を変えられます。それだけに、技術者はその「表面処理」の色々な特徴を知っておかなくては、後々トラブルになります。
例えば、「窒化処理」というのがありますが、これは「S45C」という鋼ではあまり効果がありません。
窒素の化合物を作るためのAlとかNiとかCrとかが含まれていないからです。(意外に知らない技術者が多いです。)
講座では工場見学もあって、プラズマ浸炭炉とかイオン窒化炉とか、高周波焼き入れ設備(かなり大型のもの)を見せてもらいました。
さて本題・写真と話がずれました。表面を評価する指標の一つとして「硬度」というものがあります。ショア硬さ、ブリネル硬さ、ビッカース硬さ、等々色々ありますが、この指標もどのような特徴があるのかを勉強しました。
写真は通称「ハードスコープ」というもので、ショア硬さを簡易的に測る装置です。
2.5gの錘にダイヤモンドが埋め込まれています。ダイヤモンドと測定する物を一定の距離から落として、反発したあとの高さを目視で計測します。やってみましたが、ムズカシイ・・・・
でも・・・・私はそれに飽きたらず、自分の手の表面を測ってみました(^^);
結果は「測定不能」
いや本当は頭皮を測ってみたかったのですが、自分の頭は見られないので断念しました。
頭が薄くなるのと頭皮の硬度には因果関係があると言われている(俗説かな?)なので、色んな人で試してみたかったです。
でも、ショア硬さじゃなかったような・・・・ちょっとしたいたずらでした。
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