2007年8月5日日曜日

記述士?試験(続編)

さて、今日は技術士第2次試験でした。午前2.5時間、午後3.5時間の合わせて合計6時間、字数はトータル5400字の論文でした。
午前中の試験は、過去問の予想を大きく覆す内容でした。でも、全然問題としては面白くありませんでした。トラブル対策のプロセスを自分の体験を元に論ぜよ、ってな感じでした。まあ業務経験論文の一部抜粋みたいなものでしょう。
午後の試験は・・・・
一問目はデジタルエンジニアリングの現状と動向、課題と解決方法を示せ、という論述。これは???いや、わからないでもないですがそもそもデジタルエンジニアリングって何?という疑問があります。えいや!!と勝手に3D-CADデータを中心としたデータの活用のことと定義してみました。でも、デジタル云々って、そもそもデジタルって何や?用語を調べればわかりますが、明らかな造語ですよね?デジタル回路のエンジニアリングという解釈もできますし、そもそも誰が3D-CADのデータをデジタルモックアップなどと称し始めたのか、未だもって謎です。まあ勝手な解釈のもと、いつもお世話になっているコンサルさんのご指導の成果をあたかも自分の意見であるかのように(いや、納得済みなんですよ。でもまだ理解は浅いですがね。)適当に記述しておきました。
 二問目は、これは過去問と同じ・・・・開発設計における設計の重要性について述べよ、という問題でした。あの~出題者さん、設計が重要である、という思いこみがあるでしょ?それより大事なのは「仕様」ですよ・・・(これもコンサルさんのご指導の成果ですが)ここは懇切丁寧に説明し、設計も重要だがもっと上流にある「仕様」を明確に論理的にしておくことがもっと重要という結論にしておきました。
 さて、合否は?知りません。でも多分一般の技術士さんが考える回答とは随分違う論点で書きました。だから、これを面白いと思ってくれたら合格、何じゃこりゃ、と理解を示してくれなければ不合格でしょうね。もっとも人を納得させるだけの文章であったかという根本的な問題もありますが・・・・

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