2007年8月6日月曜日

寸法表記

おっと、画像が横になってしまいました。見にくいですね。でも面倒なので我慢して下さい。
昨晩ふと寸法のことが気になりました。上記はシャフトをイメージしています。左側は3D-CADを、右側は2D-CADをイメージしていると考えて下さい。
さて、3D-CADの寸法は、直径が必要なので素直に断面の円の直径を指示すれば良いです。
ところで2Dは?寸法を入れるときの方法として、
①Bの長さをそのままピック
②線分Aと線分Cの距離
③交点をピック
の方法が考えられます。どれも「結果は」同じですが、意味合いが全然違いますし、検図する人もわかりませんね。
素直に考えれば、3Dで考えるのと同じで私は①だと思うのですが、一つ問題があります。
面取りを入れる設計変更をすればどうなるのでしょう?上記はΦ50h7と記載していますが、これにC2とかが入ったら?そうなると②の方法もまんざら悪くはなさそうです。要は設計意図がどちらか、と言うことなんです。
世の中3D-CADがブームですが、2D-CADで寸法の入れ方一つ決められない(多分ほとんど誰も意識していないのでは?)ようではおそらく3D-CADでもツールに振り回されるだけになるでしょうね。
皆さんはどう考えるのでしょうか?

0 件のコメント: