2008年5月29日木曜日

情報操作

先日取りだめしていた番組を見ていました。その中の一つで、NHKの北極大変動、という番組がありました。第2集以降はまだ見ていないのですが、第1集の概略を紹介します。
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【言いたいこと】
地球温暖化により、極地、とくに北極の海氷やグリーンランドの氷冒が激減している。
その影響で極地にすむホッキョクグマが激減している。

【ホッキョクグマ減少の理由】
・その理由は、従来氷床にいた、えさとなるワモンアザラシがいなくなったため、えさ不足で餓死しているためである。
【氷床減少の現実と理由】
・極地の氷は2007年にかつてないほど減った。極点での氷の厚みもせいぜい70cm程度になった。
氷が解けて露出した地面と氷の上空では温度差が生じ気圧の変化が発生する。そのため、気圧の谷間を縫って風が吹き抜け、氷を猛スピードで押し流している。
・グリーンランドの氷河もかつてないスピードで後退し、減少している。→そのメカニズムは氷の表面を無数に這う川が氷河と岩盤の間に潜り込み、摩擦係数が減少して流れが急になったものと思われる。
【このまま行くと】
・極地の氷がなくなると海流の流れが変化し、従来海中に滞っていたCO2が大気中に大量に放出される。従って、地球温暖化がさらに加速し、ホッキョクグマの生息場所がなくなり絶滅する。
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そうか、こういうメカニズムで氷が減ってホッキョクグマが減少して大変なことになっているんだね。
地球温暖化は是非とも食い止めなければならない問題なんだね。CO2の削減も必要なんだね。。。。
と言いたかったのかな?多分洞爺湖サミットが開催されることもあってこういう番組を製作したのでしょうね。
でも・・・・「地球温暖化懐疑派」の私は、この論理、矛盾している、と考えました。
何故か?大前提が既におかしい・・・・しかも矛盾する学説をこっそり番組中で述べている、というところが気になりました。
長くなるので、次の項に分けます。

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