昨日の広島行きの目的は日本技術士会中四国支部が開催するセミナーに参加することでした。
技術士資格を取ったのはよいですが、後輩をどのように育成していけばよいのかヒントを得る、他の技術士、修習技術者(第1次試験合格者)の方との親睦を深める、事が主たる目的でした。
プレゼンやお話を聞いていると・・・・なかなか興味深い事がわかってきました。
技術士の方、とくに北山氏(HNはSONNY氏)のプレゼンテーションはすごく素晴らしかったです。単に「合格するためにはどうすれば良い」といった単純な話ではなく、「思考を論理的に整理するためには」という観点での説明で、非常に面白かったです。またプレゼンテーション自体もすごく上手かったです。
他の方は・・・Noコメント。
さて質疑応答やその後の懇親会で色々な方とお話してきました。その中で気になったことがあります。技術士の方と「何度受験してもなかなか通らない」方の思考の違いですね。
◇(優秀な?)技術士の方は一般的に明確な目標を持っています。そして「資格取得」を最終目標とは考えていません。資格取得は手段として考えていて、後のステップを考えています。
◇技術士の方は一般的に「時間の有効活用術」を身につけています。自由になる時間もなるべく情報収集や勉強に費やす、またそのために自分を追い込む術を知っています。
◇修習技術者の方で何度も受験している人は、言葉の意味を考えない人が多いです。
◇技術士の方は一般的に自己の行動に「責任」を持って行動します。だから例えば呑み会で「もう2次会以降は行く気がない」と意思表示をしたら、どんなに勧誘されても自分の意志通りに行動します。かたや何度も受験を繰り返す修習技術者の方は人の言葉に行動が左右されます。
等々。
日頃の何気ない行動一つゝがいつまでも自分を修習技術者にしておくのか、あるいは技術士になったら行動パターンが変わった、のかはわかりません。
私は前者だと思いますけれど・・・
さて、そういう観点から後輩の人物像を見極め、育成していかなければなりませんね・・・
でもこれって「育成」するものなのかな?本人の問題のような気もします。
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