2008年4月7日月曜日

アイソメトリック

さて、3D-CADの普及に伴って「アイソメ図」がよく使われるようになってきました。
今まで3面図で表現していた図面が立体的に表現されるのですからわかりやすいですね。
でもちょっと待った!!そのアイソメ図、正しい?

投影法を正しく理解しているかどうかを確認するために、今日数名の若手社員に聞いてみました。
「↓(カボチャのつもり)の向きはアイソメ図として適当?」
答えは全員がYes。(**)うそやろ~ 正しくはこの向きですね。(詳しくはこちらから)
うーん、今まで2次元CADで3面図だけ描いていればよかったのですが、、、、投影法も知らない世代になったのかな。でも学校の授業でやったでしょう?
ちょっと先行き不安です。製図の授業を会社で再履修させなければならない時代になったのかな・・・

2 件のコメント:

tti さんのコメント...

アイソメ図という呼び方・・・私も嫌いです。アイソメトリックを省略したんでしょうね。じゃあトリメトリックは?と言いたくなります。

誰か言いだしっぺが悪いんです。アイソメ図をいう言葉を使ってる人に悪気はないと思ってます。
なので・・・斜視図と呼びます。アイソメトリック/トリメトリックっていう傾け方があります。等角投影と、斜投影っていうのがあったでしょう?とやんわりと言うようにしてます。
ところで こんなのを見つけました。
http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/mechdesign/ch05/ch05.html

morinokuma3715 さんのコメント...

コメント遅くなってごめんなさい。
◇アイソメ図、、、言い出しっぺは確かに悪いです。JIS製図法ではきちんと「等角投影法」と呼んでいます。
&単に立体形状を理解させたい適当な投影図は「見取り図」と呼ぶ、と定義されているようです。規格すら見ていないんでしょうね。

◇HP紹介ありがとうございます。このページは勉強になりますね。