私の勤務する会社では年功序列型の給与形態から徐々に成果主義へとシフトしつつあります。
その手段は今や電機メーカでは止めつつある「目標管理型」です。細かい話はおいておいて・・・・
その方法とは、
・半期に一度自分の業務の目標を立てます。そのとき「チャレンジングな目標であること」「定量的に評価できる目標であること」が要求されます。
・自分が立てた目標について上司と面談し、「上司が」その重要度を決めます。
・半期後、その目標に対してどうであったか、自分が評価します。
・その評価をベースに上司と面談し、上司が部下の評価を下します。
さて、今日はその「面談」の日でした。昨期の目標は・・・・自分としては随分未達でした。なので自己評価は「未達」としました。その理由ももちろん書きました。詳しくは書けませんが、こんなイメージです。
「○○という資料を○○枚、○月○日までに作成する」
この例に当てはめると、私の業務目標では「○○という資料を○○枚作成する」というところまでは達成、でも○月○日が遅れたので(一日でも遅れたら遅れです)「未達である」と書きました。
ところが、上司が気を配ってくれたのでしょう、「君の自分に対する評価は厳しすぎる、給与の査定に響くから、私はもう少し評価を上げたい」と。
私の回答はNo。自分から給与の査定を下げろ、という部下は多分今までいなかったんでしょうね・・・ビックリしていました。
でも、、、定量的に具体的に目標を設定して、チャレンジングな目標を立てて達成できなかったのは事実なんで、評価はねじ曲げて欲しくない、というのが本心です。逆に超過達成した場合「給与が上がりすぎるから・・・」なんていわれたら釈然としないですよね。
私には目標未達で一時的に査定が下がったからと言って、モチベーションが下がるような貧相な仕事をしていないというプライドがあります。だから私は査定が下がっても構わないんです。むしろ「次にもっと頑張ろう」という気になれるのですが・・・
ちょっと複雑な思いです。
でもやっぱり「査定を下げろ」っていう部下は変なのかな???
追記)実は上司が査定を上げてあげたいという気持ちにはちょっと裏があります。先日私(達)がやってきた業務について副社長から大変お褒め頂いた、それに対する評価を盛り込みたい、という上司の本音があるようです。
2 件のコメント:
◇morinokumaさんの行動は・・・社長を評価する場合のものです。社長の評価は儲けられるか否かだけです。
◇社員の給与を決める場合、簡単に給与を上げられません。実はね・・・上げるのは簡単です。でも一度上げたら 下げられないんです。下げたらモチベーションが著しく下がります。下げるときの面倒を避けたいので、給与を上げるのが難しいんです。自己評価にフェアな社員ばかりなら、簡単に給与を上げられるんですけどね。(^^)
なーるほど。
でも「目標未達」に対しては・・・自分が納得いかないです(^^);
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