2008年6月5日木曜日

10年以上探していた本

今から10年以上も前、まだ学生だったころ、指導教官から機械工学の用語について厳しく指導されました。ゼミの資料や論文に記載する用語の指摘が多かったです。何かにつけて「おい君、それは機械学会かJISで定義されている用語か?」と。
勝手な造語は許してくれませんでした。造語を作る必要があるなら、必ず説明を入れろ、と。
なかなか正しい単語を使うのは難しかったです。何故なら、使いたい単語が機械学会やJISで規定されているかどうか調べる書物を知らなかったからです。(先生はあえて教えてくれなかったようです。図書館に行って調べてこい、と。)
先日ほんの偶然から、写真の書籍の存在を知りました。日本機械学会から出版される字典で、「文部科学省」の学術用語集です。
正しい用語を使うというのは非常にムズカシイことです。広辞苑などはよくお世話になりますが、学術用語は正直自信がありませんでした。
これからは、この字典を元に、コツコツ正しい用語を使う訓練をしていきますね。
余談)この字典、機械学会員の割引はありません。それだけが残念ですね。

2 件のコメント:

tti さんのコメント...

勝手に言葉を作るな・・・建設機械メーカの研究所に勤めてたときに、上司にきつく指導されました。morinokumaさんと同じことを言われました。

morinokuma3715 さんのコメント...

最近はこういう指摘をして下さる方が少ないようです。
私は恵まれていたんですね。