2008年6月18日水曜日

講義と研修

さて、ようやく技術士のガイダンスを終えました。2日間、たった一人の講師で合計14Hの講義、つらかったです。
でも教育の講師を務めると、自分の弱点を見つける良いチャンスになります。どうやって皆の心を引きつけるか、ポイントは何か、色々考えながら、受講生の様子を観察しながら進めていく、、、
疲れたけれど(自分にとっては)よい経験になりました。

さて、受講生の皆さんにとって、先週はNさんの厳しい「研修」で、今週は私の生ぬるい「講義」でした。
研修と講義の違い、理解してくれたかな?

私は「研修」とは文字通り、「自己研鑽」して「修める」ことだと思っています。極めて能動的な行為ですね。だから「終わるまで」基本はエンドレスです。
一方、講義は受動的な行為だと思っています。だから時間通り始まって時間通り終わる、要は学生の勉強の延長線上にあるものですね。

そして、学校を出た社会人は本当は「講義」ではなくて「研修」が必要なのだと思っています。

私の今の実力では「講義」をする講師はできても「研修」をできる講師(?)にはまだまだなれません。

先日Nさんともそんな話をしていました。私にはNさんのやっているような「研修」の講師はできません。
単なる真似なら「見よう見まね」でできるかもしれないですが、受講生にとって「意味があった・・・」と実感させられるような研修をしようと思ったら、今の何十倍もの努力が必要です。

でもいつか「お前に研修を任せた」と言わしめるような、「真に実力のある」人材になりたいと思っています。(研修専門を生業としたいわけではないです。為念。)

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