2008年3月15日土曜日

紙ヒコーキ教室(2)

日本紙ヒコーキ協会の会長さんは、実は福山の有名な鋳物メーカの社長さんです。
HPからも会社経営にたずさわる情熱が感じられますが、紙ヒコーキに関しては、並々ならぬ情熱をお持ちのようです。彼の夢は・・・・宇宙から紙ヒコーキを飛ばして地球に帰還させること、だそうです。
そういう話をすると、みんな「そんなバカな事を・・」とか「大気圏に突入したら燃えるやんか」とか色々批判されるそうです。
でもその夢を実現するために、本当に大気圏に突入したら燃えるのかどうか、東京大学の鈴木先生の元で実験したのだそうです。写真はその論文です。
表紙。
実験の様子。
結果は「燃えない」んだそうです。マッハ7の超音速風洞実験の結果ですが、本当に実現できそうですね。
そうそう、阿波さんの伝言を皆さんに伝えておきますね。
「空から紙ヒコーキが飛んできたら、捨てないで下さい。ひょっとしたらそれは宇宙から飛んできたものかもしれません。」
銭を積んで「自分が宇宙へ行きたい」という大金持ちはたくさんいますが、こういう「夢」を追い求める人、私は好きです。
今日はすごくいい体験でした。

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